Yamasuke 日記

Yamasukeの日記です。コンピュータソフトウェアに関する記事を投稿します。明日から試してみたくなるような+1の記事を心がけます。

CHIRIMENについて

CHIRIMEN

2015 年の Advent Calendar の記事です。

www.adventar.org

何を書こうかいろいろと迷ったのですが、最近ちょこちょこと活動している CHIRIMEN について書こうと思います。

と、その前に、つい先日、 Mozilla さんからちょっとした発表があり、何かとざわざわ?しております。

blog.mozilla.org

とは言え、開発は中止してないですし、

Mozilla としては

We will explore and prototype new use cases in the world of connected devices as an open source project with a clear focus on the user benefit and experience.

という具合で、 connected な device の新しい使い方について注力してくとのことです(意訳)。

connected な device って何かはよくわかりませんが、そのうち色々と出てくると思います。

そんな前置きで始まるのですが、実は日本のコミュニティ( Mozilla Factory )として、 Firefox OS を活用したconnected な device ? を実は独自に開発中( 2015年 12月現在 )な状況だったりします。

それがタイトルにあります CHIRIMEN ( ちりめん ) です。

CHIRIMEN って?

CHIRIMEN ってなんなんでしょうか。

MozOpenHard

Web サイトの言葉を借りると、

Make Real Things with Browser Technologies CHIRIMEN Board is designed for Web developers to MAKE Real things that are connected to the Web via Browser technologies.

Easy Way to Make FirefoxOS 2.0 (or later) is installed, and CHIRIMEN simply extends GPIO/I2C WebAPIs to control devices. Web developers maintain own ordinary development style.

ブラウザのテクノロジーを利用して Real Things を Make できる (表現が正しいかわかりませんが)組み込み向けのボードになります。 よくわからない書き方していますが、要は HTML / CSS / JS から ボードに繋いだ GPIO(など) を操作出来るってことですね。

MDN (Mozilla Developer Network) にもページがあります。 https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_OS/Board_guide/CHIRIMEN

A Community called "MozOpenHard Prject" of Mozilla Factory is developing a powerful B2G(Firefox OS) based developer board and WebAPIs for hardware(I2C and GPIO) control. The environment which contain both hardware and sotfware is called CHIRIMEN. It is under development and is not yet ready for purchase for now.

今の状況

まだ Web サイトやMDNの記載も少なく、 " under development" といった記載もあることから、開発中な状況がうかがえます。

色々な場所で議論がされていますが、主な場所としては Facebook 上となりますが、

https://www.facebook.com/groups/mozopenhard/ ここで全体の話が主にされ、

このslackでボードの開発に関するリアルタイムな会話がなされています。 Slack

ボード上のソフトウェアの話などもこのslackで会話されており、以下のリンクから join できます。

MozOpenHard Slack invitation form

他にも最近だと、新しい FB のグループが作成されています。

https://www.facebook.com/groups/154111731613195/

趣旨は

WoT デバイスをより簡単に作るための導入ツールキットの実現を目指すグループです。 ウェブデベロッパーはもちろん、初心者や大学、専門学校などの教育用途としても活用できないものかと考えています。 今、考えているものとしては、ハードウェアの制御を部分を極力隠して、なるべく現在のウェブページの DOM 操作部分だけを意識して開発でき> るものです。例としては、CSS でハードウェアを制御するなどです。 また、ツールキットなので、どんなセンサーやアクチュエータをサポートできれば嬉しいかなど、是非議論できればと思います。

とのことで、 赤塚さんが先導し動かれています。

https://www.facebook.com/groups/154111731613195/

Facebook ということで若干ハードルはありますが、興味のある方はぜひとも参加してみてください。

今のCHIRIMENの開発状況ですが、OS 面 と ソフトウェア(アプリ面)、ハード面でそれぞれ開発が進んでいます。 まず OS ですが、 もともと FxOS v2.2 で動いていましたが、最新バージョンとなる v2.5 向けのポーティングが現在進行中です。

github.com

アプリ面では、先のFBのページにもありましたが、 ハードウェアを簡単に操作できるように議論をしつつ、 GPIO や I2C を利用するための Web API の仕様についても議論が進められています。

他にもハード面では新しいエクステンション? の追加のための検討も進んでいます。 あまりハードに明るくないのでよくわからない点もあるのですが、 Arduinoや Tessel などのモジュールを活用できるように色々と議論が進んでいます。

https://github.com/MozOpenHard/CHIRIMEN/issues

色々とおもしろことが進んでおり、いまはまだ開発中ですが、来年には Mozilla が考える Connected な device の一つ(中心)として、 CHIRIMEN が利用されていく日も遠くないかもしれません。

何が困っているの?

困っていることがたくさんあるみたいです。

OS 面での対応、ソフトウェア面での対応、ハード面での対応はもちろんですが、周辺のドキュメントも足りませんし、前にすすめるための色々な議論も必要です。

また、実際に使ってみてのバグ出しも足りませんし、全体的に足りるために色々なことが足りてない状況です。

色々な人がたくさん集まれば、みなさんでより前に進めて、より良く、より使いやすく、より議論を活発にできると思いますので、ぜひとも CHIRIMEN のコミュニティに参加をお願いします。

最後は少し尻切れトンボになりましたが、ひきつづき Advento Calendar をお楽しみください。

www.adventar.org

www.adventar.org